【2年生 ボールゲーム⓪①】 ジグザグボール  パスがむずかしかった

公開日: 2024年10月2日水曜日


本校1年目 体育科の山本です。

 近年、子どもたちの遊び方が変わってきており、ボールを使った遊びをすることが少なくなっています。本校児童も、校舎の工事の関係で休み時間のサッカーができなくなり、外でのボール遊びはドッジボールがほとんどになっています。


そこで、2年生の子どもたちがボールを使った遊びに親しみ、中学年以降のゴール型のゲームにつながっていくボールゲームの遊びを考えました。

本記事では、子どもたちが教材とで合う導入部分の授業についてご紹介します。

【1時間目に入る前に】

あまりボール遊びの経験がない子どもたちが多かったので、まず、ボールを使って好きに遊ぶ時間をとりました。使用したボールは袋に丸めた新聞紙を入れたボンバーゲームで使用した物と同じです。

好きに遊ぶ中で、置いてあるカゴにシュートをする子や友達とキャッチボールをする子、それを邪魔する子などが出てきました。十分に遊びに親しんだところで、今回の「ジグザグボール」を提案しました。

「ジグザグボール」は下記のコートを仲間とパスを繋ぐことで両エンドのゴールにシュートをし、それを往復しながら何度も繰り返すゲームです。時間制限を設けることで、子どもたちがたくさんボールを投げたり、捕ったりしようとする姿を目指しました。最初に子どもたちに示したルールは以下のとおりです。





子どもたちは好きな遊びをしている中で、パスをつなぐことやシュートをすることを楽しんでいました。本教材にも手探りながら楽しんで取り組み始めました。


【1時間目】
ゲームに取り組む中で、「これはやっていいのか」「もっとこんなことを」したいという思いをもち始めた子どもたち。まずは、みんなが納得して遊べるルールに整えていきました。

C:「ジャンプしてパスするのはどうかな?」
C:「まもりはジャンプしないことにしてるから攻撃もなしじゃない?」
C:「たしかに、危ないしね。」
T:「安全のために今回はジャンプなしにしようか」

C:「足を踏み出すのはどうかな?」
C:「それじゃ、歩いちゃうじゃん!」
T:「ボールを投げる時に、足を動かさないと投げにくくない?」
C:「たしかに!なげにくい!」
T:「じゃあ、今回は1歩までOKにしようか」

子どもたちとのやりとりの中で、ルールを作り出し、遊んでいくことにしました。
たくさん遊ぶ中で、なかなかうまくいかないことも見つかり始め、そのことを振り返りのシートに記入するようにしました。

その中には「まもりがいるからパスがむずかしかった」という記述がありました。
そのほかにも、投げることや捕ることに課題を抱えている児童が多く見られました。
次時では、パスをうまく繋げるには投げ方や捕り方どうしたらいいのかを学んでいきたいと思います。





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