【2年生 ボールゲーム②】 ジグザグボール 

公開日: 2024年10月5日土曜日

 体育科 山本です。

昨日、ジグザグボール第2時を行いました。

前時までで、細かなルールの設定をしながら本教材を楽しむことができた子どもたちでした。

まず、ルールのおさらいをした後、前時の振り返りの中の「パスがむずかしかった」、「キャッチがむずかしかった」という記述を元にどうやって投げるといいのか、どうやって捕るといいのかを考え始め、30秒で行うミニゲーム(1回目)に取り組みました。その後全体の場で以下のようなやりとり生まれました。

C「高くボールを投げました」

T「高く投げるとなんでいいのかな?」

C「守りにとられないから」

C「高いところにボールが来るから」

C「そうそう、低いところのボールは捕りにくい」

T「じゃあどこが取りやすいんだろう? 高いところかな?低いところかな?」

C「人によって捕りやすいところは違うから、構えたところに投げるといいんじゃない?」

C「たしかに。捕る方は準備もしとかないといけないね。」


動きを試す中で、”守りの頭上を越えるパスで相手の構えているところに投げるといい”ということを見出しました。また、その時は捕る側が”準備をしておく”ことも大事であることに気がつき、子どもたちはそのパスを「たかたかパス」と名付けました。

ここで見つけたことを使いながら、もう一度30秒のミニゲームを行いました。しかし、「たかたかパス」を使おうとする子が多い中、守りの横を通すパスをする子が出てきました。

その後の全体の場では以下のようなやりとりが生まれました。

C「ボールが後ろにいっちゃうから、最初から後ろにいて、前に行って捕ればいい」

C「後ろより、前に出ながらの方が捕りやすいね」

C「逆に遠くに投げ過ぎちゃうなら、投げる人が下がればいいんじゃない」


捕る人の準備には、前や後ろなど”場所の準備”があることを見出しました。

さらに

C「守っている時に体の横でボールをなげられたんだよね」

T「先生も見てたら、たかたかパスをしないでまっすぐパスしている人がいたんだ」

C「まもりがいないところに動いたら真っ直ぐでもパスできるんだ」

C「パスをもらう人が横に行けばいいんだ」

C「その時は、少し早くボールを投げた方がいいね」


捕る人が横に動いて、守りを避けることでパスをもらえるという考えが見出されました。このようなパスを「よこよこパス」と名付け、”場所の準備”には前、後ろだけでなく横(左右)もあることに気づいた子どもたちでした。

次時では今回見つけたコツを使いながら、より多く捕るために動きの速さに着目した学びを獲得できるように授業をデザインしたいと思います。





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