【2年生 ボールゲーム ③】 ジグザグボール 「はやくして!」
公開日: 2024年10月9日水曜日
前時までで、守備に邪魔されないようにパスの仕方を工夫することを学んだ子どもたち、本時では制限時間の中でたくさんシュートをするためにできることはないか考えていきました。
子どもたちのゲームの様子を見ていると「はやくして!」と声をかける姿や振り返りの中に「はやく動くといい」という記述が見られました。パスが上手に通るようになってきて、もっと攻撃をはやくしたいという思いを持ち始めました。
授業の初めに以下のようなやり取りがありました。
T「はやくしてという声が聞こえたり、振り返りにもはやく動くといいということが書いて あったけど、はやくするってどういうことだろう。」
C「ボールを速く投げるといい」
C「それだとうまく取れなくなるよ」
C「ボールをもらったらすぐなげるといいんじゃない」
C「たしかに、それだとはやくボールをすすめられそう」
はやくするとはどういうことなのか考えながら動きを試し始めました。動きを試す中で、もらった人がすぐ投げることをするとなかなかパスが通らなくなってきました。
C「これだとうまくいかないね」
C「もらった人がすぐ投げると捕る人が間に合わなくなっちゃう」
C「じゃあ、ボールをなげたらすぐうごかないといけないんだね」
T「みんなの言ってたはやくは、投げたら”すぐ動く”のはやくなんだね」
子どもたちは、友達と動きを試す中で、ボールをはやく進めるために、ボールを投げた後にすぐ動くといいことに気付きました。さらに、振り返りの中には、「すぐ動いてパスをもらうとまもりをよけられた」とはやくパスすることの他の良い点に気がつく子どももいました。
また、話し合いの中で、はやく行きすぎてパスが届かないことがあるという困り事も現れてきました。次時はボールを落とさずにパスを繋ぐためにどこまで動くといいのかを考えていきたいと思います。
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