【6年 ネット型】スペースバレー(導入)

公開日: 2025年2月9日日曜日

 こんにちは、体育科の西です。


研究発表会の単元である、スペースバレーの導入を行いました。

教材についてはこちら

http://taiiku-kumadaifuzokusho.blogspot.com/2025/01/blog-post.html


ゲームに親しみながら、ルールの調整を行っていきました。

第二触球者がノーバウンドでキャッチすることが難しい様子が見られたのと、そこでゲームが止まるのはもったいない!(子どもたちの声)ということで

②(第二触球者)はワンバウンドでもいいでしょう(目指すはノーバウンド)

という緩やかなルールになりました。

また、

ネットに触れたボールでも、相手コートに行けば相手側は取る

だってコートに入ってるからね)

ということも決まりとして位置付けました。

私がルールに示していた「1人2回の触球OK」については、

できるだけみんながボールに触ってほしい。という私の想いと

みんながたのしまなくちゃ。という子どもの思いがあったので、

1人2回は時と場合による(でも、ゲームの中で1回も触らない人がいないように)

というルールになりました。


また、それぞれの触球者の役割について(○中の番号は触球の順番)


③ アタック:相手コートに打ち込む

②トス: キャッチして③が打ちやすいような場所につなぐ

① レシーブ:相手からの(打ち込まれた)ボールを最初に受ける

(※ 子ども達からは②が一番重要という発言がありました。)

ということも確認しました。



T: 相手に打ち込むと言っても「あー!(うまく決まらない!)」みたいな場面あってたね。

みか:はせっかくいいとこ打ってくれたのにかすっちゃう

T  : ちなみに②の人どこいたの?

みか:遠かったけど、ボールを近くに投げてくれたから…

(コート図でアタックの場所と、トスの場所を確認)

みか:自分の近くに来たけどネットに引っ掛かっちゃった。

T  :他の人どうだった?

こう:僕は背が低いからジャンプしないといけないんだけどスカしちゃった

かな:②の人が周りにいてくれた方が打ちやすかった

(コート図で②の場所を確認。)


T  :②が前にいた方が打ちやすいの?



子どもたちはトスをあげる場所について、あまり気にしていない子が多いようでした。

そこで、次時ではみかさんの案と、かなさんの案をもとに、②の場所を試してみて、打ちやすい場所を探ることにします。


子どもたちの振り返りを見ていると、視点(体の使い方や場所、ボールのつなぎ方)や立場(①か②か③か)はそれぞれあるものの「得点につながるアタックを打つには」という目的に向かって思考しているようでした。

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