3年 ネット型ゲーム アタックフロアバレー (2時間目)

公開日: 2023年9月8日金曜日

 体育科の是住です。

アタックフロアバレーの2時間目の様子をご紹介します。

本時の目標は,変更したルールを理解し,よりよいボールの触球の仕方について試行錯誤することができる。


授業の導入では,前回のルール調整したことを踏まえゲームを行いました。


(ゲーム後のやり取りの様子)

りくと:ボールを打とうとした時に 足に当たって,2回触ったって言われた。 だから足に当たったのもありなのかなと思った。

あいか:わざと触った場合じゃないからいいと思う。

しゅん:そんな厳しくしなくていいでしょう。

T:そのくらいは許すということでいいですか?足に当たっちゃったというのは大目に見るということにしましょう。ただわざと足で止めたりするのはナシということでいきましょう。他に困ったことはありましたか?

りりか:返す時に2人で 一緒に 触っちゃっての人が分かんなくなることがあった。

しんじ:2人で打っても「2!(触球の回数を言う)」って言ったら相手も納得してくれた。一緒に触ったら,どっちかが「2!」って言って,どちらかが返せばいい。

りくと:それだったら,もう一回触れるっていうふうにしたほうがいいよね。

T:毎回毎回それがおきるわけじゃないから,一緒に触ったらどっちかが触るということでいいですか?


上記のようなやり取りを行いながら,前時に引き続き,子どもたちが納得できるようにルールの調整を行いました。ゲームをする中で自分達にフィットするようにルールを調整することで,子どもたち自身も「自分達のゲーム」という意識が高まってくると思います。



授業の後半では,ボールの触り方についての困り事を体育日記に書いていた子どもを取り上げ,ボールの触り方について試行錯誤することができる時間を設定した。


T:体育日記を見ていたら そうとくんが「困ったぞ」っていうことを書いていたんですけど,相手からボールがきた時に一回で返しちゃうということがあったんだけどそういうことあった?

CC:あったあった。

しんじ:相手のアタックが速過ぎて仲間に渡そうとしても,速いからちょっと触っただけでも相手のチームに一度入るからそこが困った。

T:あったぞっていう人?(20人くらい挙手)

T:そんなことなくて,うまくいったよって人?(10人くらい挙手) 

T:どんなコツがあるの?

ののか:あらし君がすごい!

C:あらし君がめちゃめちゃうまい!

あらし:ボールがくるじゃないですか。ボールが来てその時に 横 ボールが来たら横によけて・・・

T:ちょっとわからんから,実際にやってみて!

あらし:(モデリング)横によけて 斜めにこうしたら(移動したら)斜めにボールがいって, 次の人もアタックしやすい。

T:だめなやつはどんな感じ?(実際にモデリングさせる) 違いがわかった? あらし君のいいやつと悪いやつは何が違った?(近くのグループで話させる)あらし君がいってたコツを自分たちの場所でやってごらん。(それぞれの場所で試してみる)

・・・・・

(5分ほど試した後)しゅん:あらし君は体を少し斜めにするっていってたけど僕も少し斜めにした方が打ちやすかった。

あいか:しゅん君にちょっと似てる。今までは速いボールが来たら慌てて変な方向に行っちゃうけど,あらし君のやったらちゃんと変な方向じゃなくって,相手の方向にボールを投げてバスが続いた。

かづき:早すぎて相手側に1ってなってアウトになっちゃうから斜めにやるといい。真横でもまっすぐでもなくて斜め。

(体の向きを視点としながら,試す様子)

子どもたちは「体の向き」を視点としながら,自分達が触球しやすい方法を試行錯誤していきました。「体の向き」について整理をしていると,2人の人が打ち返しにくいから優しく返す」という発言がありました。そこで,優しく触るためにはどんな触り方がいいのか?ということとを試すことにしました。


色々な手の形を試行錯誤していた子どもたち。

手を開いた方が コントロールが良かった。

グーの方が威力上がった。

手の甲で売ったほうが軽い感じがして遠くに打つことができた。

などの意見が聞かれました。

ここまでの意見を整理し,次の時間に学習をつなげることにしました。

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