チョイス跳び箱2

公開日: 2025年6月23日月曜日


 こんにちは。本日は、チョイス跳び箱の第2時を行いました。

6人1組になり集団跳び箱の動画を撮影しました。撮影の際は、兄弟グループで互いに撮り合い、切り返し系の技と回転系の技を行いました。授業冒頭の子どもたちとのやりとりは以下の通りです。

T「今日は何をするか覚えてますか?」

C「動画を撮影する!」

T「そうだね、動画を撮って一番最初の姿と最後の姿を比べらて、、、」

C「どう変わったか」

T「レベルアップできてるか見ていけるといいですね。」


子どもたちと、動画を撮ることで自分たちの成長を実感できる機会にしていくことを確認しました。また、今日の動画を授業後半で見ながら、次時以降に自分たちが取り組んでいく課題を見つけていくことも共有しました。その後、子どもたちは、少し友達とタイミングなどを合わせる練習をし、撮影をしました。

子どもたちはタイミングを合わせるために「せーの」と声を掛け合ったり、目で合図を出し合ったりしていました。しかし、タイミングを合わせることはできても、なかなか出来栄え良く技を行うことができていませんでした。開脚跳びでは着地の際にお尻が跳び箱に当たったり、台上前転ではスムーズに回転することができなかったりしていました。

そんな子どもたちは、自分たちの動画を見返すことで自分の課題を見つけていきました。初めは、どうやったらタイミングを合わせることができるかを話す子どもたちもいましたが、友達の動きに着目することで技の出来栄えを上げることに目が向いていました。

C1「すっごい跳んでるよ。せいたさん。見てこれ」

C2「僕、これしか跳んでないんだけど」

C1「すごい、跳びすぎだって」

C2「いやー、すごい跳んでるね」


その後、全体の場で自分の見つけた頑張りたいことを共有しました。台上前転の着地が上手くなりたいと語る子とそれを見ていた友達ができたいなかった所を追加で説明することで、子どもたちの中にも「なります、なります!」「僕もそうなる!」と課題を共有することができました。また、友達と動きを比べていた子どもに発言を促すことで、自分の技を友達と同じようにするために、踏切や着地を遠くにしたり、足の高さを上げたりしたいという考えも生まれてきました。

さらに、最後にはできない友達のことを見ることで、その友達を手助けしたいという思いと共に、手助けすることで自分もレベルアップできるという考えも出てきました。


こんな、自分のことをレベルアップさせること、友達と共に高め合うことを頑張ろうとしている子どもたちが次時では、自分の課題に課題に合わせて練習場所を選びながら技の練習を行ってきます。どんな関わり合いが生まれ、高め合っていけるのか楽しみです。


以下、本時の子どもたちの振り返りをいくつか掲載します。

このこは、開脚跳びはうまくできますが、台上前転の着地に課題を感じています。次時の個別の活動の際には、着地に集中して練習できる場を提供できるようにしたいと思います。
この子の他にも多くの子が台上前転の着地に課題を感じているようでした。
この子は台上前転に恐怖感を持っています。マットを多めに敷くなどの場の設定を行いたいと思います。

この子は自分の課題の解決策として友達からアドバイスをもらうことを考えています。台上前転のコツについて振り返りに記述していたこと繋げられるような関わりを行いたいと思います。

この子は課題解決のために場の設定に目を向けています。抱え込み跳びに挑戦したいと言っている子は3人程度なので、自由に場を作れるように道具を準備し、試行錯誤して欲しいと思います。

この子は友達のいいところに目を向けコツを見つけ始めています。このコツを全体で共有すると共に振り返りの書き方についても全体に知らせたいと思います。

次時では子どもたちが自分の課題に向けて、さまざまな練習方法や相手などを「選び」ながら自分なりに技の出来栄えを高めて欲しいと思います。







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