フォワードゲーム 第1時
公開日: 2026年2月2日月曜日
こんにちは。本校2年目、体育科の山本です。
前回のブログでは、2月14日の研究発表会で行う単元の教材についてお知らせさせていただきました。今回は、子どもたちが初めて教材と出会う、第1時についてお知らせします。
まず、本学級の子どもたちはあまりサッカーのようなゴール型のスポーツに触れてきていない子が多かったため、サッカーのゴール場面のプレー集をみんなで見ることから始めました。ゴールが決まるたびに「おお!」「すげえ!」と声を上げる姿がありました。その中で私が「なんで、この人たちはこんなにシュートを打つことができるんだろうね?」と尋ねました。すると子どもたちは以下のように話しました。
C1:「練習たくさんしたからでしょ」
C2:「パスを出す人が、すごいうまいんだよね。ちょうどいいところに出してるもん」
C3:「けど、シュート打ってる人も、シュートしやすそうなところに行ってるのがすごい。」
T :「シュートしやすいところって、どういうこと」
C3:「相手の守りがいないところ」
C4:「空いてるところに走ってるってこと」
パスをする人、シュートをする人それぞれ目の付け所は違いましたが、シュートをする人に目を向けた子の発言を取り上げることで、シュートを打つ人の動きに目がむき始め「ゴール前の空いているところを見つけてパスをもらう動き」に気付いていきました。そんな中サッカーを経験している子から「フォワード」という言葉が出てきたため、今回の学習ではそんな「フォワード」みたいな動きができるようになってほしいということを伝え、本教材「フォワードゲーム」を提案しました。基本的なルールなどは、前のブログをお読みください。
http://taiiku-kumadaifuzokusho.blogspot.com/2026/02/blog-post.html
子どもたちに基本的なルールを伝えた後は、早速ゲームに取り組みました。しかし、ゲームに入る前に「この教材で身に付きそうなこと」や「ルールなどでわからないことや困ること」を考えながらゲームに取り組むように声掛けをしました。子どもたちは、初めて経験するゲームに苦戦しながらも、すぐにフェイントを使ってみたり、守備にバレないように指差しでパスの方向を伝えたりしていました。初めてのゲームの後に、困ったことなどを共有し、ルールの調整をしていると、一人の子が「フロアエリアでボールを持っている時に目の前まで守りの人が来てずるい!」と言い始めました。その発言に子どもたちは
C5:「けどルール違反じゃないから仕方なくない?」
C6:「じゃあ守りの人は5歩さがったら」
C7:「5歩ってわかりにくくない?」
T :「けど、このままパックを持っている人が何もできなくなるの可哀想じゃない?だから先生から提案(コーンを下げて、エリアを広くする)」
CC:「ああー」「それならいけそう」
子どもたちは、ボールを持つ人が安心してパスなどのボール操作をすることができるように、エリアを広くすることをしてもいいと理解しました。これまでの体育でも大切にしてきた「みんなが楽しめるようにすること」を目指して、次の授業ではコートサイズの調整を行うことを提案して、第1時を終えました。
子どもたちの振り返りには、パスを受けることの難しさやパスを出した時に守りに止められてしまうなどの困りごとが多く書かれていました。一方で、トラップの仕方のコツについて記述している子も数名いたため、第2時では、コートサイズの調整を行いつつボール操作のにも慣れていくことができるようにしたいと思います。
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