フォワードゲーム第3時
公開日: 2026年2月9日月曜日
こんにちは。本校2年目、体育科の山本です。
今回は、2月14日(土)の本校の研究発表会で行う単元の第3時についてお知らせさせていただきます。
前時までに、子どもたちは「全員が楽しめるようにすること」を目指して、ルールやコートサイズの調整を行ってきました。
今回は前の単元「フロアバレー」でも使用してきたものに近い学習カードを使用することを提案し、本格的に自分たちの課題を発見し、解決していく学習の準備に入りました。フロアバレーの単元では、以下の様に学習カードを用いました。
この学習カードではアタックを打てた時点で○、そのアタックが相手に止められたらそのまま○、ネットに引っかかったり、アウトになったりしたら○の中に×を書き、得点につながったら◎にするようにしました。子どもたちは、×を減らすために、◎を増やすためにと自分たちの動きを振り返り、課題を発見し、解決してきました。
そのことを振り返りながら、本単元でも同じような学習カードを使用することを提案しました。子どもたちと単元導入のサッカーのプレー集のことを思い出しながら、今回の学習でできるようになりたい動きは何なのかを考えて、サイドマンの走り込みの分析を行うことに決めました。走り込んだ時点で○、得点できたら◎、パスを止められたり、ミスしたりしたら×としました。その後、子どもたちとモデリングをしながらそれぞれの状況を確認して、実際のゲームの中で分析カードをつけていきました。今回の学習カードは以下のようになります。
学習カードをつけて帰ってきた子どもたちは、それぞれのチームの結果を見ながら、「×が多いなぁ」や「結構、◎が取れてる!」などと分析を行いました。各チームの結果をきく中で、以下のようなやりとりがありました。
T 「何でそんなに×が多いのかな?」
C1「守りにとめられるから」
T 「どうやって止められるの?」
C2「蹴るのが弱くて、届かなかったりする」
C3「弱かったら止められるし、強かったら味方が止められない」
T 「わかる人いる?」
CC 頷く
C4「コントロールがうまくできない」
C2「ああ〜」(手を挙げる)
この時点では、蹴る人がうまく蹴れずにミスをしてしまうと考えている子が多いようでした。そこで、まずはボール操作をしっかりとできるように練習していくことにしました。それぞれのチームに分かれ、その時の感覚を共有しながら蹴り方のコツや動きを見つけていきました。
C4「コントロールをするときは、足の内側で蹴ると良かった」
CC「そうそうそう」
C5「私はこっち(つま先)の方がけりやすい」
T 「自分が蹴りやすい蹴り方を見つけていけるといいね」
C6「インサイドとかつま先もいいんだけど、蹴らない方の足を蹴りたい方向に向けるのも大事」
C7「そうそうそうそう!軸足を蹴りたい方向に向けて蹴る」
蹴り足のことだけでなく、軸足のことについても蹴りやすい動きを見つけていくことができました。また、振り返りを読んでいると、モデリングをしながら話し合ったことで、実際にどのように動くといいのかがわかった子も多いようでした。
さらに蹴る力の加減についての話になると、ただ蹴るのではなく、受ける相手によって蹴る力を変えていくことが必要だという考えも出てきました。この考えは、今回の単元で大事にしたい「相手意識」に大きく関係する考えだと思います。また、受ける相手のことを考えることで、自分勝手ではないパスの出し方につながり、次時以降に取り扱うボールを持たない時の動きを考える時に大切になってくると考えました。
その後、もう一度ゲームをしながら分析カードを付けると、まだ×が多いことに気づいた子どもたちは、振り返りに大きく2つのことを書いていました。1つは、まだボール操作に課題を感じていることです。これは、これからの授業冒頭のスキルアップタイムで少しづつ高めていきたいと思います。もう一つは、パスコースが見つけられないという困りごとやボールを持っていない人がどう動くといいかについて考えていることです。次時では、これらの振り返りを取り上げながら、パスをもらうための動きについて、子どもたちと考えたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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https://www.educ.kumamoto-u.ac.jp/elem/the_study/presentation/
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